Stateとは
Reactにおけるstate(状態)は、コンポーネント内部で管理されるデータのことを指します。
stateは、コンポーネントの見た目や動作を変更するために使用されます。
Stateの初期化
コンポーネントでstateを使用するには、まず初期値を設定する必要があります。
クラスコンポーネントでは、コンストラクタ内でthis.stateを使ってstateを初期化します。
関数コンポーネントでは、useStateフックを使用して初期値を設定します。
Stateの使用
stateは、コンポーネント内の任意の場所で使用できます。
例えば、イベントハンドラ内でstateの値を変更したり、表示に使用したりすることができます。
Stateの更新
stateはイミュータブル(変更不可)であるため、直接変更することはできません。
代わりに、setStateメソッド(クラスコンポーネント)または状態更新関数(関数コンポーネント)を使用してstateを更新します。
これにより、Reactが状態の変更を検知し、再レンダリングをトリガーします。
Stateの制限
stateはコンポーネント内でローカルに管理されます。
そのため、他のコンポーネントからアクセスするためには、propsを介して渡す必要があります。
また、stateは非同期に更新される場合があるため、複数のstateの更新を行う際には注意が必要です。