Go言語の関数について

Go言語における関数(Function)は、特定の処理をまとめたブロックのことを指します。

関数を定義することで、同じ処理を繰り返し実行したり、コードを整理・再利用したりすることができます。

関数は次のように定義されます。

関数の定義

関数の定義

func: 関数のキーワードです。

関数名: 関数の名前を指定します。他の場所で呼び出す際にこの名前を使用します。

(引数1 型1, 引数2 型2, ...): 関数が受け取る引数のリストを指定します。引数がない場合は空になります。

戻り値の型: 関数が返す値の型を指定します。戻り値がない場合はvoidのように表現します。

return 戻り値: 関数が値を返す場合に使用します。return文は戻り値がある場合にのみ必要です。

 

例えば、2つの整数を足し合わせる関数を定義すると以下のようになります。

関数の例

関数の例

この関数は、aとbという2つの整数型の引数を受け取り、それらを足し合わせた結果を整数型で返します。

関数の呼び出しは以下のように行います。

解説

解説

このようにして、add関数に引数として3と5を渡し、返された結果をresult変数に代入しています。

関数を使うことで、同じ処理を何度も書く必要がなくなり、コードの再利用性が高まります。

また、関数を使うことでコードの可読性も向上し、プログラムの保守性を高めることができます。