Go言語の制御構文について

Go言語の制御構文(Control Structures)は、プログラムの実行フローを制御するための構文です。

主に条件分岐(if文)、繰り返し(for文)、スイッチ文などがあります。

以下、それぞれの制御構文を説明します。

 

1.条件分岐 (if文)

if文は、条件が真の場合に一連のコードブロックを実行するための制御構文です。基本的な形は以下の通りです。

if文基本構文

if文基本構文

例えば、ある変数が特定の値以上の場合にメッセージを表示するコードは次のようになります。

xが10以上の時の処理

xが10以上の時の処理

2.繰り返し (for文)

for文は、一連のコードを繰り返し実行するための制御構文です。基本的な形は以下の通りです。

for文基本構文

for文基本構文

例えば、1から10までの数字を順に表示するコードは次のようになります。

1から10までの時の処理

1から10までの時の処理

3.スイッチ (switch文)

switch文は、複数の条件に対する分岐を行うための制御構文です。

条件に合致するケースに対応するコードブロックが実行されます。

switch文基本構文

switch文基本構文

例えば、曜日に対応するメッセージを表示するコードは次のようになります。

曜日ごとの処理

曜日ごとの処理

これらの制御構文を組み合わせて、プログラムの流れを制御することができます。

条件によって処理を分岐させたり、繰り返し処理を行ったりすることで、様々なプログラムを組むことができます。